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「コンドラシンは語る」より ストコフスキー 2

わたしは彼とはニューヨークの家のひとつで会いました。百万長者はいつも有名人を自分のもとに集めたがります、それでそこにはわたしとテミルカーノフが招待されました。そこはストコフスキーが実際に暮らしているところでした。とても感じのよい談笑で、わたしたちはドイツ語でどうにかこうにか説明しました。音楽生活やあれこれについて質問しましたが、彼は始終何か脇をちらちらみていました。息子を待っているのだということでした。彼の家庭生活は複雑でした。すでに四番目の妻とも離婚していました。この妻との間に17歳の息子がいて、家の外でだけ彼と会えるのでした。そしてわたしのいるそこが面会の場でしたが、彼は来ないようでした。とうとう、この息子氏がヒッピー風の格好で登場しました。たくましい若者で、信じられないほどのあつかましさでした。父親は今や彼のまわりをせかせかと動き出し、一方こちらは足を伸ばして肘掛け椅子に長々と寝そべり、父親であるこの尊敬すべき白髪の美しい老人は走り回るのでした。ウィスキーを持ってくると、こちらではいらないと言います、おいジントニックを持ってきなよ、――持ってきます。ご老体は全力で要求に答えようとしました。これには気まずい印象を与えられました。わたしまで彼のことが恥かしくなりました。この若造の鼻面をぶん殴って、誰と口を利いているつもりか分からせてやりたくなったほどでした、、、

          

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